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6月30日のイソップ童話 人間とセミ

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6月30日のイソップ童話

人間とセミ

人間とセミ

♪音声配信

 ある人が畑を食いあらすイナゴをとっては殺していましたが、セミも一匹つかまえました。
 そして殺そうとしたので、セミがいいました。
「わたしを殺しても、なんにもなりませんからおよしなさい。わたしは畑を食いあらしたりしません。それどころか、わたしはすずしい歌を歌って、つかれた旅人をなぐさめています」
 それを聞いた人間は、なるほどと思い、セミを逃がしてやりました。

 虫とはいえ、人間に害をあたえないものを殺すのはよくないことです。

おしまい

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