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2009年5月

5月31日のイソップ童話 ミツバチとヒツジ飼い

福娘童話集 > きょうのイソップ童話 > 5月のイソップ童話

5月31日のイソップ童話

ミツバチとヒツジ飼い

ミツバチとヒツジ飼い

♪音声配信

 カシの木のほらあなに、ミツバチがミツをつくっていました。
 あるヒツジ飼いがそれを知り、ミツをとろうと考えました。
 しかしミツバチはおこって、おしりのハリでヒツジ飼いを追い返しました。
 あちこちをミツバチに刺されたヒツジ飼いは、こう言いました。
「ミツバチとたたかうくらいなら、ミツなんか欲しくない」

 人の物をよこどりしようとする人は、そのうちにこんな目にあうでしょう。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 世界禁煙デー
きょうの誕生花 → カラー
きょうの誕生日 → 1967年 萩原正人 (芸人)


きょうの日本昔話 → おんぼろ寺のカニもんどう
きょうの世界昔話 → 長靴をはいたネコ
きょうの日本民話 → 家宝の皿
きょうのイソップ童話 → ミツバチとヒツジ飼い
きょうの江戸小話 → じしゃく宿

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5月30日のイソップ童話 女主人とめしつかいの女たち

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5月30日のイソップ童話

女主人とめしつかいの女たち

女主人とめしつかいの女たち

♪音声配信

 はたらきものの未亡人が、わかい女たちをめしつかいとしてやとっていました。
 朝くらいうちに、ニワトリが時をつげると、女主人はめしつかいをたたき起こして、せっせとはたらかせるのでした。
 めしつかいは、いつもへとへとにつかれていました。
「こんなにわたしたちがくたびれるのは、あのにくらしいニワトリのせいだわ。あれが夜のあけないうちからご主人をおこすからいけないのよ」
と、めしつかいたちは考えて、ニワトリを殺してしまうことにしました。
 ところが、この計画を実行してニワトリを殺してしまうと、かえって前よりもひどいことになりました。
と、いうのは、女主人はニワトリの声で時間を知ることができなくなったために、もっとはやくから、めしつかいたちをおこして、はたらかせるようになってしまったからです。

 このお話しは、よいと思ってやったことのために、かえって不幸を招くばあいがおおいことをおしえています。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → ごみゼロの日
きょうの誕生花 → おだまき
きょうの誕生日 → 1937年 左とん平 (俳優)


きょうの日本昔話 → ヘビ酒をのんださむらい
きょうの世界昔話 → 金貨のはいったさいふ
きょうの日本民話 → 六助いなり
きょうのイソップ童話 → 女主人とめしつかいの女たち
きょうの江戸小話 → むだなしるし

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5月29日のイソップ童話 こどもとカラス

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5月29日のイソップ童話

こどもとカラス

こどもとカラス

♪音声配信

 ある母親が、まだごくおさない息子のことを、占い師にうらなってもらいました。
「この子どもは、カラスに殺されるでしょう」
と、占い師はいいました。
 ビックリした母親は、子どもがカラスに殺されないように、とくべつな箱をつくらせて、その中にとじこめてしまいました。
 そして毎日決まった時間に箱のふたをあけて、食べ物を入れてやりました。
 ところがある日、母親がふたを閉めようとしたとき、子どもがうっかり頭を箱の外につきだしてしまい、ふたについていた錠前が頭にぶつかったので、子どもは死んでしまいました。
 その錠前は、カラス錠と呼ばれる錠前でした。

 このお話しは、あさはかな考えでは、そうかんたんに運命は変えられないというお話しです。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → こんにゃくの日
きょうの誕生花 → ジャーマンアイリス
きょうの誕生日 → 1937年 美空ひばり (歌手)

きょうの新作昔話 → 老人と三人の若者
きょうの日本昔話 → しかられたゆうれい
きょうの世界昔話 → ヤギとライオン
きょうの日本民話 → わらしべの王子
きょうのイソップ童話 → こどもとカラス
きょうの江戸小話 → おまえじゃない

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5月28日のイソップ童話 ビーバー

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5月28日のイソップ童話

ビーバー

ビーバー

♪音声配信

 ビーバーは、沼にすんでいる動物です。
 この動物のおちんちんは、薬になるといわれています。
 そのために、人間はビーバーを見つけるとおちんちんを切ろうとして追いかけます。
 でもビーバーは、なぜ人間が自分を追いかけるのかよく知っているので、逃げられるかぎりは全速力で逃げますが、逃げられないとわかると、自分でおちんちんをちょん切って放り出します。
 そうやって、殺されずにすむようにするのです。

 人間でも、お金を持っているためにおそわれたとき、持っていたお金をあいてにやって、追い払う時があるでしょう。
 はずかしくても、ときには逃げることもひつようです。

※ もちろん、ほんとうのビーバーは、おちんちんをちょん切って放り出したりはしません。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 花火の日
きょうの誕生花 → スズラン
きょうの誕生日 → 1955年 村上ショージ (タレント)


きょうの日本昔話 → おいてけぼり
きょうの世界昔話 → ヒツジ飼いの少年
きょうの日本民話 → うそ五ろうとはねおうぎ
きょうのイソップ童話 → ビーバー
きょうの江戸小話 → みょうが宿

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5月27日のイソップ童話 ラッパ手(ラッパしゅ)

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5月27日のイソップ童話

ラッパ手(ラッパしゅ)

ラッパ手(ラッパしゅ)
♪音声配信

 集合ラッパを吹いていたラッパ手が、敵につかまりました。
「みなさん、考えなしにかるがるしくわたしを殺さないで下さい。わたしは、あなたがたのなかまをだれも殺していませんし、ラッパのほかには、なんにも持っていないのですから」
と、ラッパ手がいいますと、
「それじゃあ、ますますおまえを殺さなければならん。自分はたたかうこともできないくせに、みんなを戦にかりたてるのだからな」

 このお話しは、自分では何もせずに、人をそそのかして悪いことをさせる人こそ、一番悪い人だとおしえています。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 百人一首の日
きょうの誕生花 → つるばら
きょうの誕生日 → 1955年 内藤剛志 (俳優)

きょうの新作昔話 → ネズミのしっぽ
きょうの日本昔話 → さんぽするひとだま
きょうの世界昔話 → かしこいお医者のやせ薬
きょうの日本民話 → 海にしずんだ島
きょうのイソップ童話 → ラッパ手
きょうの江戸小話 → 飛脚

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5月26日のイソップ童話 歌手

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5月26日のイソップ童話

歌手

歌手

♪音声配信

 へたくそな歌手が、朝から晩まで家の中で歌っていました。
 家はしっかりした壁でかこまれているので、声がよくひびきました。
 それで歌手は、自分がすばらしい声をしていると思いこみました。
 すっかりうぬぼれて、とうとう劇場で歌うことにしました。
 ところが、いざステージで歌うと、あんまりへたくそなので、石をぶつけられて追い出されてしまいました。

 この歌手と同じように、クラスの中では話しかたがじょうずだと思われていた人が、いざ、おおぜいの人の前で演説すると、たちまちしどろもどろになってしまうことがあります。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 東名高速道路開通記念日
きょうの誕生花 → わさび
きょうの誕生日 → 1959年 健 (トミーズ)


きょうの日本昔話 → 舌をぬくおばけ
きょうの世界昔話 → 月の見ていた話二十六夜
きょうの日本民話 → 人間のことばを話したウマ
きょうのイソップ童話 → 歌手
きょうの江戸小話 → 死んだのは病人

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5月25日のイソップ童話 金のオノ、銀のオノ

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5月25日のイソップ童話

金のオノ、銀のオノ

金のオノ、銀のオノ

♪音声配信

 むかしある男が、川のそばで木を切っていました。
 ところが手が滑って、持っていたオノを川に落としてしまいました。
 男はこまってしまい、シクシク泣きました。
 オノがないと、仕事ができないからです。
 すると、川の中からヘルメスという神さまが出てきて、ぴかぴかに光る金のオノを見せました。
「おまえが落としたのは、このオノか?」
「ちがいます。わたしが落としたのは、そんなにりっぱなオノではありません」
 すると神さまは、つぎに銀のオノを出しました。
「では、このオノか?」
「いいえ。そんなにきれいなオノでもありません」
「では、このオノか?」
 神さまが3番目に見せたのは、使い古したきたないオノでした。
「そうです。そうです。ひろって下さってありがとうございます」
「そうか、おまえは正直な男だな」
 神さまは感心して、金のオノも銀のオノも男にくれました。
 よろこんだ男がこのことを友だちに話すと、友だちはうらやましがって、
「おれも金のオノをもらってこよう」
と、さっそくきたないオノを持って川へ出かけました。
 そして、「えいっ」と、わざとオノを川に投げると、シクシクうそ泣きを始めました。
 そこへ川から神さまが出てきて、ぴかぴか光る金のオノを見せました。
「おまえが落としたのは、このオノか?」
「そうです。そうです。金のオノです。その金のオノを川に落としてしまったんです」
 とたんに、神さまは目をつり上げて、
「このうそつきのよくばり者め!!」
 こわい顔でどなると、川の中へ戻ってしまいました。
 うそつきでよくばりな友だちは、自分のオノもひろってもらえず、いつまでも川のそばでワンワン泣いていました。

 神さまは正直な人にはやさしくしてくれますが、それだけに、うそつきにはきびしいたいどをとります。
 よくばってうそをつくと、けっきょくは、前よりも損をするのです。

※よく知られている「金のオノ、銀のオノ」です。
 一般的なイメージは、「湖の女神」ですが、本来はこの話の様に、「川のヘルメス」なのです。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 広辞苑記念日
きょうの誕生花 → ラナンキュラク
きょうの誕生日 → 1976年 シェイン・コスギ (俳優)

きょうの新作昔話 → ライオン王子の先生
きょうの日本昔話 → ネコの大芝居
きょうの世界昔話 → 美女と野獣
きょうの日本民話 → 言い負かされたタヌキ
きょうのイソップ童話 → 金のオノ、銀のオノ
きょうの江戸小話 → にくまれぐち

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5月24日のイソップ童話 ワシとトビ

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5月24日のイソップ童話

ワシとトビ

ワシとトビ

♪音声配信

 ワシが悲しい顔で、木の枝にとまっていました。
「どうしました? どうして、そんなに悲しんでいるのですか?」
 一緒の木にとまっていたトビが、やさしく声をかけました。
「実は、わたしは、自分に合うおむこさんがほしいのですが、どこを探しても見つからないのです」
 するとトビが、
「それでは、このぼくではどうでしょう? ぼくはトビですが、ワシのあなたよりも強いですからね」
「まさか。あなたの小さな体で、どうやって、わたしたち二人の食べ物をつかまえるというのですか?」
「ハッハハハ。大丈夫ですよ。ぼくはしょっちゅう、ダチョウをじまんのカギ爪でしとめて、運び去るのですから。あなたには、ぜいたくをさせてあげますよ」
 ワシはこの言葉に心を動かされて、トビと結婚してもいいといいました。
「では、すぐに結婚式だ」
 それからすぐ、結婚式がとり行われ、ワシはトビのお嫁さんになりました。
「あなた。さあ、約束通り、ダチョウを捕まえてきて下さいな」
  トビは空高くまいあがると、狩りに出かけました。
 しかし、長い時間かかったすえに持ち帰ったのは、やせたネズミが一匹でした。
 しかも、すでに死んでいたネズミらしく、くさっていて、とてもくさいにおいがしました。
「まあ、これがきょうのごはんなの? わたしにダチョウをとってきてくれる約束をしたのに」
 すると、トビは言いました。
「あのとき、ああ約束しなければ、君のような鳥の王家の者とは、結婚できなかっただろうからね。さあ、このネズミを全部あげるよ」
「・・・・・・」

 この後、ワシとトビがどうなったかは、ご想像にお任せしますが、このお話しのトビの様に、男の人は女の人の前でミエをはります。
 女の人は、男の人が本当に頼れる人かどうか、よく考えてからお付き合いをしましょう。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → ゴルフ場記念日
きょうの誕生花 → きらんそう
きょうの誕生日 → 1961年 哀川翔 (俳優)


きょうの日本昔話 → ゆうれいのしかえし
きょうの世界昔話 → 漁師とそのおかみさんの話
きょうの日本民話 → テングのねごと
きょうのイソップ童話 → ワシとトビ
きょうの江戸小話 → ネコの名

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5月23日のイソップ童話 借金をしたアテネの男

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5月23日のイソップ童話

借金をしたアテネの男

借金をしたアテネの男

♪音声配信

 アテネの町のある男が、お金をたくさん借りていました。
 貸した人がきて、早くお金をかえせといいましたが、
「わたしはびんぼうで、とてもお金はかえせません。しばらく待って下さい」
と、たのみました。
 しかし、あいてはしょうちしません。
 そこで男は、たった一匹だけかっていたメスのブタを連れてきて、
「見ていて下さい。これが売れたら、お金をかえします」
と、いいました。
 まもなく、ブタの買い手があらわれました。
「このブタは、たくさん子どもをうむかね」
「ええ、どっさりうみますとも。これはとくべつなブタなのです。なにしろ秋の祭りには、メスの子どもだけをたくさんうみますし、夏の祭りには、オスの子どもばかりうむのですよ」
 買い手が聞いてビックリしていますと、お金を貸した人がそばからいいました。
「あなた、こんな事でおどろいてはダメですよ。このちょうしだと、今にこのブタは、春の祭りには子ヤギをたくさんうむことになりますからね」

 少しでもお金をもうけるために、ありえないうそでも平気でいう人が、このアテネの男にかぎらずたくさんいます。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → キスの日
きょうの誕生花 → ゴデチア
きょうの誕生日 → 1959年 高橋名人 (ファミコン名人)


きょうの日本昔話 → 娘の婿選び
きょうの世界昔話 → キツネとガチョウ
きょうの日本民話 → お月さまに行ったウサギ
きょうのイソップ童話 → 借金をしたアテネの男
きょうの江戸小話 → ゆめ

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5月22日のイソップ童話 ヘルメスの軍とアラブ人

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5月22日のイソップ童話

ヘルメスの軍とアラブ人

ヘルメスの軍とアラブ人

♪音声配信

 あるときヘルメスは、1台の車にうそやペテンやサギをまんさいして世界じゅうをまわり、各国に少しずつ分配していました。
 ところがアラブ人の国にさしかかったとき、車が急にこわれてしまいました。
 するとアラブ人たちは、その積み荷が高価な品物であると勘違いして残らずぬすむと、ヘルメスがほかの国へいけないようにしました。

 このお話しは、
「他のどの国民にもまして、アラブ人はうそつきでペテン師である。じっさい、彼らの舌は真実をかたることがない」
と、いう説明で終わっています。

 アラブ人はイソップの生きていたギリシャ時代から、商売上手の民族でしたから、それをねたんで、こんなお話しが生まれたのかもしれませんね。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → ガールスカウトの日
きょうの誕生花 → レモン
きょうの誕生日 → 1972年 ゴリ(芸人)

きょうの新作昔話 → 運のよい男
きょうの日本昔話 → おどるしかばね
きょうの世界昔話 → 空飛ぶじゅうたん
きょうの日本民話 → ギバ
きょうのイソップ童話 → ヘルメスの軍とアラブ人
きょうの江戸小話 → すり

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5月21日のイソップ童話 つかまえられたイタチ

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5月21日のイソップ童話

つかまえられたイタチ

つかまえられたイタチ

♪音声配信

 ある人がイタチをワナでつかまえてしばりあげ、水のはいっているつぼに入れておぼれさせようとしました。
 ところが、イタチがいいました。
「なんてひどいめにあわせるのです。ネズミだのトカゲだのつかまえて、あなたのためになっているのに」
 すると、人がいいました。
「それは、おまえのいうとおりだ。だが、ニワトリをみんなしめ殺したり、家じゅうをあらしたり、肉のいれものをあけたりして、ためになることよりも、悪いことをたくさんするから殺してやるのだ」

 良いことは少ししかせずに、悪いことはたくさんする。
 でも、自分では良い人間だと思っている人に、このお話しをするとよいでしょう。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 小学校開校の日
きょうの誕生花 → かすみそう
きょうの誕生日 → 1973年 梨花 (タレント)


きょうの日本昔話 → テンをたいじしたネコ
きょうの世界昔話 → ほらふき男爵 シカのサクランボウ
きょうの日本民話 → ヒョウのかわのやね
きょうのイソップ童話 → つかまえられたイタチ
きょうの江戸小話 → ぶしょうくらべ

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5月20日のイソップ童話 野ネズミと家ネズミ

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5月20日のイソップ童話

野ネズミと家ネズミ

野ネズミと家ネズミ

♪音声配信

 野ネズミと家ネズミとは、とてもなかよしでした。
 家ネズミは友だちの野ネズミによばれて、ごちそうになりに、いそいそと野へ出かけました。
 ところがオオムギとコムギばかり食べさせられたので、こう言いました。
「これじゃあ、きみ、まるでアリの生活だ。うちへくれば、うまいものがいっぱいあるから、いっしょにきて、なんでもおあがりよ」
 そこで2匹は、すぐさま出かけました。
 そして家ネズミが見せたのは、マメやムギのほかに、ヤシの実や、チーズや、ハチミツや、くだものでした。
 そこで野ネズミはビックリして、家ネズミのくらしをたいそうほめて、身のふしあわせをなげきました。
 さて、いよいよごちそうに手を出そうとしたとき、きゅうに人間が戸をあけました。
 ネズミはおくびょうですから、2匹ともその音におどろいて、壁のわれめに飛び込みました。
 しばらくして、こんどこそごちそうを食べようとしましたが、またべつの人が部屋の中へ入ってきました。
 それを見て、ネズミはまた、穴に飛び込んでかくれました。
 そこで野ネズミは、おなかのすいたことなど忘れて、ためいきをつきながら家ネズミにいいました。
「さようなら。きみは、あぶないめや、こわいめにさんざんあいながら、腹いっぱい食べて、きげんよくそれを味わっているが、わたしはいくらみじめでも、こわいめにあわずに、オオムギやコムギを食べて、のんきにくらしていくよ」

 ビクビクしながらぜいたくするよりは、質素でも、のんびり生きているほうがいいのです。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → ローマ字の日
きょうの誕生花 → はなしょうぶ
きょうの誕生日 → 1940年 王貞治 (野球)

きょうの新作昔話 → ヤンニとドラゴンとお嫁さん
きょうの日本昔話 → ウシのはなぐり
きょうの世界昔話 → クルミ割りのケート
きょうの日本民話 → うそつき名人
きょうのイソップ童話 → 野ネズミと家ネズミ
きょうの江戸小話 → わらいごとではない

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5月19日のイソップ童話 ライオンとカエル

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5月19日のイソップ童話

ライオンとカエル

ライオンとカエル

♪音声配信

 カエルが「ガァー、ガァー」とないているところに、ライオンがとおりかかりました。
「あんなに大きな声を出すのは、きっと大きなけだものだろう」
と、思って、ライオンは立ち止まってふりかえりました。
 しばらく見ていると、カエルが沼から出てきました。
 ライオンはそばへきて、カエルをふみつぶしながらいいました。
「なんだ、こりゃあ。こんなからだであんな声を出すなんて、あきれたやつだ」

 このお話しは、口ばかりたっしゃで、ほかのことはなにもできない、おしゃべりな人の事をたとえています。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → ボクシング記念日
きょうの誕生花 → しゃくやく
きょうの誕生日 → 1954年 大塚芳忠 (声優)


きょうの日本昔話 → けもののかわはたたかれる
きょうの世界昔話 → ネコがごはんのあとで顔を洗うわけ
きょうの日本民話 → クジラの皮の絵
きょうのイソップ童話 → ライオンとカエル
きょうの江戸小話 → わしにもいっぱい

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5月18日のイソップ童話 1人息子と絵にかいたライオン

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5月18日のイソップ童話

1人息子と絵にかいたライオン

1人息子と絵にかいたライオン

♪音声配信

 気の小さい年取った父親に、1人息子がいました。
 息子はたいそう勇敢(ゆうかん)で、猟が大好きでした。
 あるとき父親は、息子がライオンの爪で引きさかれて死ぬ夢を見ました。
「もしこの夢が正夢で、本当にこうなったらたいへんだ」
と、心配した父親は、高いところにりっぱな部屋をつくって、息子をとじこめました。
 部屋の壁には、いろいろな動物の絵がかいてあって、その中にはライオンの絵もありました。
 これは息子がたいくつしないようにと、父親が絵かきにかかせたものですが、息子はちっともよろこばず、かえってイライラするばかりでした。
 ある日、息子はライオンの絵に向かって、
「いまいましいけだものめ。ぼくがこんなろうやにとじこめられたのは、おまえと、おやじが見た変な夢のせいだぞ。ようし、思い知らせてやる」
 こう言いながら、息子はライオンの目をつぶしてしまおうとして、壁に殴りかかりました。
 ところが、ちょうどそこにクギがつきでていたので、手をけがしてしまい、そのけががもとで息子は死んでしまいました。
 ライオンといっても、絵にかいたライオンですが、それでも息子は本当にライオンに殺されてしまったのです。

 自分の運命には、自分で立ち向かわなければなりません。
 部屋に閉じこもるといったごまかしではなく、正面から勇敢に立ち向かっていくべきだと、このお話しはおしえています。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 国際親善デー
きょうの誕生花 → ばいかうつぎ
きょうの誕生日 → 1969年 槇原敬之 (シンガー)

きょうの新作昔話 → 宝を迎える村人たち
きょうの日本昔話 → おかみすり
きょうの世界昔話 → 星の金貨
きょうの日本民話 → キツネの恩返し
きょうのイソップ童話 → 1人息子と絵にかいたライオン
きょうの江戸小話 → ごみ

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5月17日のイソップ童話 ロバとカエル

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5月17日のイソップ童話

ロバとカエル

ロバとカエル

♪音声配信

 まきをつんだロバが、沼をわたっていました。
 ロバはとちゅうで足をすべらせて、ころんでしまいました。
 なかなかおきあがれないので、泣いたりわめいたりしていますと、沼のカエルたちがいいました。
「おいおい、ちょっところんだだけで、そんなにヒイヒイさわぐなんてだらしない。もしもぼくらみたいに、ずーっとこの沼にいさせられたら、いったいどうする気かね」

 ちょっとした苦労にも弱音をはく人がいます。
 このお話しは、そういうよわむしに聞かせるといいでしょう。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 世界電気通信記念日
きょうの誕生花 → しらん
きょうの誕生日 → 1970年 坂井真紀 (俳優)


きょうの日本昔話 → めいどからかえってきたおくさん
きょうの世界昔話 → シカになった猟師
きょうの日本民話 → 金毘羅さんと子ウマ
きょうのイソップ童話 → ロバとカエル
きょうの江戸小話 → おなら

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5月16日のイソップ童話 うらない師

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5月16日のイソップ童話

うらない師

うらない師

♪音声配信

 うらない師が町の広場でうらないをして、たいそう繁盛していました。
 そこへ、とつぜん1人の人が走ってきて、
「たいへんだ。あなたの家の戸がこじあけられて、家の中のものがぜんぶぬすまれていますよ」
 びっくりしたうらない師は、飛び上がって、
「なんてことなの。なんてことなの」
と、いいながら、自分の家のようすを見に、走ってかえりました。
 あたふたとかけていくうらない師の後ろから、そばにいた人々の1人がさけびました。
「やーい、あんたはほかの人の身におこることがわかると、とくいになっていたくせに、自分がこうなるのは、わからなかったのかい?」

 このお話しは、自分のこともちゃんとできないのに、他人のことにあれこれと口だしする人に聞かせるといいでしょう。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 旅の日
きょうの誕生花 → アリウム
きょうの誕生日 → 1975年 遠山景織子 (俳優)


きょうの日本昔話 → はかばへいくむすめ
きょうの世界昔話 → 世界一美しいバラの花
きょうの日本民話 → もちはこわい
きょうのイソップ童話 → うらない師
きょうの江戸小話 → だくだく

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5月15日のイソップ童話 ライオンに恩返しをしたネズミ

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5月15日のイソップ童話

ライオンに恩返しをしたネズミ

ライオンに恩返しをしたネズミ

♪音声配信

 ライオンがひるねをしていました。
 そこへネズミが来て、ライオンの背中へのぼり、ちょろちょろ走りました。
 ライオンは目をさまし、ネズミをつかまえて食べようとしました。
「お助け下さい。こんなちっぽけなネズミなんておいしくありません。わたしをゆるして下さったら、いつかかならず、あなたのお役に立ちますから」
 ネズミはふるえながら、いっしょうけんめいにたのみました。
 ライオンはネズミがかわいそうになり、だまってはなしてやりました。
 何日かして、ライオンは猟師につかまってしまいました。
 丈夫なロープの首わをつけられて、ライオンは逃げることができません。
(ああ、わたしの人生もこれで終わりだ)
 ライオンがガッカリしていると、あの時のネズミがやってきて、するどい歯でロープをかみ切り、ライオンを助け出してやりました。
「ありがとう。おかげで命びろいをした」
 ライオンはネズミにお礼をいい、それからなかよくくらしました。

 このお話しは、どんなにつよいものでも、ときには弱いものに助けてもらわなければならない事がある。
と、いうことをおしえています。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → ヨーグルトの日
きょうの誕生花 → カーネーション
きょうの誕生日 → 1982年 藤原竜也 (俳優)

きょうの新作昔話 → フリーデルとリーゼ
きょうの日本昔話 → 鉢かづき姫
きょうの世界昔話 → 竹になった娘
きょうの日本民話 → テングになった太郎坊
きょうのイソップ童話 → ライオンに恩返しをしたネズミ
きょうの江戸小話 → しらみ

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5月14日のイソップ童話 旅人と運命の女神

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5月14日のイソップ童話

旅人と運命の女神

旅人と運命の女神

♪音声配信

 長い道のりを歩いてきた旅人が、へとへとにつかれて、井戸のそばに倒れ込んでねむってしまいました。
 もうすこしで井戸の中にずり落ちそうになったとき、運命の女神がきて、旅人をゆり起こしながらいいました。
「これこれ、こんな事をしていて井戸に落ちたら、あなたは自分の不注意は棚にあげて、わたしのせいにするに決まっているでしょう」

 運命の女神のいうとおり、たいていの人は、自分が悪かったために不幸になっても、神さまのせいにしてしまうものです。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 温度計の日
きょうの誕生花 → われなぐさ
きょうの誕生日 → われなぐさ


きょうの日本昔話 → ゆうれいのでるやしき
きょうの世界昔話 → メスウシとライオン
きょうの日本民話 → はち助いなり
きょうのイソップ童話 → 旅人と運命の女神
きょうの江戸小話 → こじきのほこり

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5月13日のイソップ童話 けちんぼう

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5月13日のイソップ童話

けちんぼう

けちんぼう

♪音声配信

 けちんぼうが、自分の財産を金にかえて、その金の固まりをある場所にうめました。
 そうすると、けちんぼうは自分の生きがいも元気も、ぜんぶ金の固まりといっしょにうめたような気持ちになってしまいました。
 それで毎日、うめた宝を見に行きました。
 1人の職人が、毎日やってくるけちんぼうを観察して、なぜ来るのかを見破りました。
 そこで、けちんぼうがかえった後で土をほりおこし、金の固まりをぬすんでしまいました。
 次の日、けちんぼうが来てみますと、穴は空っぽになっていました。
 けちんぼうは髪の毛をかきむしって、おいおい泣き出しました。
 泣いているけちんぼうを見た人が、心配して声をかけましたが、わけを知ると、
「なんだ、それじゃあ、泣くことはないでしょう。だってあなたは、金の固まりがあったときも、持っていないと同じだったのだから。だったら、石ころを持ってきて、金の固まりのかわりにうめて、それが金の固まりだと思っていればいいじゃありませんか。石ころが金の固まりの役目をはたしてくれますよ。あなたは金がそこにあったときも、金をちっとも役立てなかったらしいからね」

 このお話しは、どれほどの金持ちでも、お金を使わずにただ持っているだけなら、貧乏人と同じだということをおしえています。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 愛犬の日
きょうの誕生花 → ポロニア
きょうの誕生日 → 1965年 太田光 (爆笑問題)

きょうの新作昔話 → やさしい子どもと山の神
きょうの日本昔話 → 地獄のあばれもの
きょうの世界昔話 → 死神の名づけ親
きょうの日本民話 → 娘の生まれかわり
きょうのイソップ童話 → けちんぼう
きょうの江戸小話 → どろぼうのどろぼう

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5月12日のイソップ童話 船旅をする人たち

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5月12日のイソップ童話

船旅をする人たち

船旅をする人たち

♪音声配信

 人々が船にのって、海に出ました。
 ずっと沖へ出たとき、はげしい嵐がおこって、船は今にも沈みそうになりました。
 船にのっていた客たちは、
「神さま、お助け下さい。船を沈めないで下さい。助けて下さったら、いくらでも感謝のおそなえをします」
と、大声でいのりました。
 ところが嵐がしずまると、みんなはごちそうを食べたり、おどったり、飛びはねたりしました。
 もう、安心だと思ったのです。
 しかし船長は考え深い人でしたから、うかれているお客たちにいいました。
「みなさん、楽しむのはけっこうです。ただし、いつまた嵐が来るかもしれないことをお忘れなく」

 うまくいったからといって、安心してはいけません。
 さいなんは、またくるかもしれませんよ。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 看護の日
きょうの誕生花 → アスチルベ
きょうの誕生日 → 1961年 渡辺徹 (俳優)


きょうの日本昔話 → いうな地蔵
きょうの世界昔話 → シンドバッドのぼうけん
きょうの日本民話 → テングを説きふせた男
きょうのイソップ童話 → 船旅をする人たち
きょうの江戸小話 → つもりどろぼう

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5月11日のイソップ童話 子ヒツジを食べるヒツジ飼い

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5月11日のイソップ童話

子ヒツジを食べるヒツジ飼い

子ヒツジを食べるヒツジ飼い

♪音声配信

 ヒツジ飼いがテントの中で、子ヒツジを食べているのを見たオオカミが、そばへよってきてこう言いました。
「もしわたしがそんなことをしたら、あなたがたはどんなにさわぐことでしょう」

 自分は平気でしているのに、他人が同じことをすると、すぐに文句をいう人に聞かせるお話しです。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 長良川鵜飼い開き
きょうの誕生花 → やぐるまそう
きょうの誕生日 → 1963年 浜田雅功 (芸人)

きょうの新作昔話 → 美しい顔
きょうの日本昔話 → 海ぼうず
きょうの世界昔話 → スガンさんのヤギ
きょうの日本民話 → おじいさんはくさかった
きょうのイソップ童話 → 子ヒツジを食べるヒツジ飼い
きょうの江戸小話 → なまけ者

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5月10日のイソップ童話 ライオンとロバとキツネ

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5月10日のイソップ童話

ライオンとロバとキツネ

ライオンとロバとキツネ

♪音声配信

 ライオンとロバとキツネが、なかまになって、いっしょに狩りにいきました。
 たくさんのえものがとれたとき、ライオンはロバに、えものを分けてくれとたのみました。
 ロバはぜんたいを3等分して、
「ライオンさんから、どうぞ1つおとりなさい」
と、いいました。
 ライオンは腹を立てて、ロバに飛びかかって、食い殺してしまいました。
 そして、こんどはキツネに分けてくれとたのみました。
 キツネは、くずのようなきれはしを、すこし自分にとっただけで、ぜんぶをひとやまにして、ライオンに、
「どうぞ、おとりなさい」
と、すすめました。
 ライオンが、
「こういう分け方を、だれからおそわったのかね」
と、聞きますと、キツネは、
「ロバくんの、不幸な死にかたです」

 人は身近な人の不幸を見ることによってりこうになるものだと、このお話しはおしえています。
 人の失敗を見てわらうのではなく、自分ならどうするかを考えるのです。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 日本気象協会設立記念日
きょうの誕生花 → しゃくなげ
きょうの誕生日 → 1970年 トモ (芸人)


きょうの日本昔話 → あまのじゃくくらべ
きょうの世界昔話 → カムイルのぼうけん
きょうの日本民話 → カッパのトゲぬき薬
きょうのイソップ童話 → ライオンとロバとキツネ
きょうの江戸小話 → うどん

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5月9日のイソップ童話 水をたたく漁師

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5月9日のイソップ童話

水をたたく漁師

水をたたく漁師

♪音声配信

 漁師が川で、魚をとっていました。
 こちらの岸からむこうの岸まで、川の流れをせき止める形にアミをはっておいて、ヒモの先に小石をくくりつけたもので、水をバシャバシャとたたくのです。
 すると、おどろいた魚は逃げようとして、アミに引っかかるのです。
 近所に住んでいる人がそれを見て、
「そんなことをすれば、川の水がにごってしまう。あなたはわたしたちに、にごった水をのませるつもりか」
と、おこりました。
 それに対して漁師は、
「だけど、この川の水をにごさないようにしていれば、わたしたちがうえ死にしてしまうじゃないか」

 こちらが得をすれば、あちらが損をし、あちらが得をすれば、こちらが損をする。
 人生には、こんな状況はよくあります。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → アイスクリームの日
きょうの誕生花 → クレマチス
きょうの誕生日 → 1970年 テツ (芸人)


きょうの日本昔話 → ばばいるか
きょうの世界昔話 → オオカミと3人の娘
きょうの日本民話 → うでをみがいた兄弟
きょうのイソップ童話 → 水をたたく漁師
きょうの江戸小話 → けはえぐすり

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5月8日のイソップ童話 ネズミとカエル

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5月8日のイソップ童話

ネズミとカエル

ネズミとカエル

♪音声配信

 陸にすむネズミが、カエルとなかよしになりましたが、これが運のつきでした。
と、いうもの、カエルにはわるだくみがあったからです。
 カエルはネズミの足と自分の足をヒモでむすびつけました。
 そして、はじめはなかよくいっしょに畑のムギを食べにいきました。
 それから、沼の岸に近づきました。
 沼までくると、カエルはネズミを水のそこに引きずり込んで、
「ケロ、ケロ、ケ、ケ、ケ」
と、かんせいをあげながら水遊びをしました。
 かわいそうなネズミは、さんざん水を飲んでおぼれ死んでしまいました。
 でも、足がカエルの足にむすびつけられているので、カエルといっしょに浮いたり沈んだりしていました。
 それを1羽のトンビが見つけて、このネズミをさらっていきました。
 とうぜん、ヒモで足がつながっているカエルもいっしょに、トンビのえじきになりました。

 悪いことをすると、自分もそのむくいをうけることになるというお話しです。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 世界赤十字デー
きょうの誕生花 → ふじ
きょうの誕生日 → 1965年 さくらももこ (漫画家)

きょうの新作昔話 → 山姥(やまんば)
きょうの日本昔話 → 牛池
きょうの世界昔話 → 三人のなまけもの
きょうの日本民話 → ならず者と白いヘビ
きょうのイソップ童話 → ネズミとカエル
きょうの江戸小話 → パッと死ぬ

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5月7日のイソップ童話 ラクダとゾウとサル

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5月7日のイソップ童話

ラクダとゾウとサル

ラクダとゾウとサル

♪音声配信

 動物たちが、王さまを決めることになりました。
 そこで、ラクダとゾウが立候補しました。
 両方ともからだが大きくて力があるので、ほかの動物よりも王さまになる資格があると思ったのです。
 しかしサルが、ラクダもゾウもダメだといいました。
「だって、ラクダくんはおとなしすぎて、悪いやつに対しても腹を立てないから、国をおさめることなんかできないだろう。ゾウくんは、どういうわけかネズミをこわがるから、ネズミがせめてきたときに、ぼくたちをまもってくれないもの」

 このお話しは、誰にでも欠点があり、その欠点のために、大きな計画が失敗することがあるとおしえています。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 博士の日
きょうの誕生花 → 薔薇
きょうの誕生日 → 1979年 窪塚洋介 (俳優)


きょうの日本昔話 → あぶらとり
きょうの世界昔話 → 天の猟師オリオン
きょうの日本民話 → 湖山長者
きょうのイソップ童話 → ラクダとゾウとサル
きょうの江戸小話 → かまが大事

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5月6日のイソップ童話 キツネとお面

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5月6日のイソップ童話

キツネとお面

キツネとお面

♪音声配信

 キツネが役者の家にしのびこんで、衣装や道具をかきまわし、なにかいいものはないかとさがしていました。
 そのうち、みごとなサルのお面が出てきました。
 キツネはそれを持ち上げて、
「うーん、とてもりっぱなサルだ。きっとサルの王様だろう。・・・おや、なんだ、中はからっぽだ」
と、いって、そのお面をすてました。

 このお話しは、物の価値がわからない人にあてはまる話です。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → ゴムの日
きょうの誕生花 → しゃが
きょうの誕生日 → 1972年 高橋尚子 (マラソン)

きょうの新作昔話 → 娘に恩返しをした水牛
きょうの日本昔話 → 旅人ウマ
きょうの世界昔話 → コウノトリ
きょうの日本民話 → 一日おくれのショウブ売り
きょうのイソップ童話 → キツネとお面
きょうの江戸小話 → いしゃちがい

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5月5日のイソップ童話 カエルの医者とキツネ

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5月5日のイソップ童話

カエルの医者とキツネ

カエルの医者とキツネ

♪音声配信

 ある日、沼のカエルが動物たちみんなに、こうさけびました。
「わたしは医者だぞ。どんな病気でもなおしてやるぞ」
 聞いていたキツネが、どなりかえしました。
「いったいどうやって他人をなおすのかね。あんたは自分の、そのヨタヨタ歩きしかできない足を、なおすこともできないくせに」

 このお話しは、自分の事もろくにできない人は、人にものを教えることはできないと教えています。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → こどもの日
きょうの誕生花 → おじぎそう
きょうの誕生日 → 1968年 渡部篤郎 (俳優)


きょうの日本昔話 → ちゃくりかき
きょうの世界昔話 → スーホーの白いウマ
きょうの日本民話 → 食わず女房
きょうのイソップ童話 → カエルの医者とキツネ
きょうの江戸小話 → かしわの木

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5月4日のイソップ童話 クルミの木

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5月4日のイソップ童話

クルミの木

クルミの木

♪音声配信

 道の真ん中に生えているために、とおりかかる人から石をぶつけられてばかりいるクルミの木がなげきました。
「なさけないことだ。ふつうなら、おいしい木の実がなるおかげで、みんなから大切にされるところなのに、こんな場所にうまれたばかりに、こんな痛い目にあわされるとは」

 このお話しは、せっかくよいものを持っているのに、運が悪くて、いやな思いをさせられる人々をたとえています。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → みどりの日
きょうの誕生花 → やまぶき
きょうの誕生日 → 1968年 菊池桃子 (俳優,歌手)

きょうの新作昔話 → ホウと幽霊
きょうの日本昔話 → 田植え地蔵
きょうの世界昔話 → サルの王さま
きょうの日本民話 → 長生きじいさん
きょうのイソップ童話 → クルミの木
きょうの江戸小話 → きびだんご

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5月3日のイソップ童話 ほらふきのツバメとカラス

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5月3日のイソップ童話

ほらふきのツバメとカラス

ほらふきのツバメとカラス

♪音声配信

 ツバメがカラスにじまんしました。
「わたしはアテネ生まれなのよ。それもただの娘じゃなくて、お姫さまなの。アテネの王さまの娘なのよ。でもね、テレウスという王さまには、ひどいことをされたわ。その人はわたしの舌を切ってしまったの」
 カラスはあきれて、
「まあ、あなたが舌を切られていなかったら、どうなっていたでしょう。舌を切られてもそんなによくしゃべるのですから」

 うそはうそをついているうちに、しぜんとボロが出るものです。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 憲法記念日
きょうの誕生花 → ぼたん
きょうの誕生日 → 1951年 三宅裕司 (タレント)


きょうの日本昔話 → じぞうの田うえ
きょうの世界昔話 → 三人の糸つむぎ女
きょうの日本民話 → 干しな経
きょうのイソップ童話 → ほらふきのツバメとカラス
きょうの江戸小話 → この子にも百文

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5月2日のイソップ童話 ライオンとイルカ

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5月2日のイソップ童話

ライオンとイルカ

ライオンとイルカ

♪音声配信

 ライオンが海岸をさんぽしていると、イルカが水から頭を出しているのが見えました。
「やあ、イルカくん。どうだね、ぼくと同盟(どうめい)をむすばないか」
と、ライオンは話しかけました
「なにしろ、きみは海の動物の王さまだし、ぼくは陸の動物の王さまだから、われわれがなかよしになって同盟をむすぶのは、じつにいいことだと思うのだが」
 イルカはよろこんで、賛成しました。
 さて、このライオンは、ずっと前から野生のウシと戦争をしていたので、あるときイルカに応援(おうえん)をたのみました。
 イルカは水から出てライオンの応援をしようと思いましたが、イルカは海の動物なので、どうしても陸へ出ることができません。
「ひどいじゃないか、味方をうらぎるなんて」
と、ライオンはイルカをなじりました。
 するとイルカは、
「ぼくをせめたってだめだよ。生まれつき海でくらすようになっているのだから、どうがんばっても、陸を歩くことはできないのさ」
「しかし、ぼくと同盟をむすんだだろ。ぼくなら同盟をむすんだ味方をうらぎったりしないぞ」
「ああ、そうだね。ならきみは、ぼくたちがクジラと戦争するときは、海に飛込んでくれるんだね」
「そっ、それは・・・・・・」

 わたしたちも友だちを作るときは、いざというときにちゃんと力を貸してくれる人を、えらばなくてはなりません。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → えんぴつ記念日
きょうの誕生花 → ライラック
きょうの誕生日 → 1956年 秋元康 (作詞家)


きょうの日本昔話 → 雷さまとクワの木
きょうの世界昔話 → アリババと四十人の盗賊
きょうの日本民話 → おばけどうろう
きょうのイソップ童話 → ライオンとイルカ
きょうの江戸小話 → 日本のすずめ

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5月1日のイソップ童話 像をこわした男

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5月1日のイソップ童話

像をこわした男

像をこわした男

♪音声配信

 ある男が、木でできた神さまの像を持っていました。
 この人は貧乏(びんぼう)だったので、毎日その像においのりしました。
 しかし、いくらおいのりをしても、いっこうにお金持ちになれないどころか、ますます貧乏がひどくなるばかりでした。
 男はしまいにすっかり腹を立てて、像の足をつかむと、力いっぱい壁にたたきつけました。
 とたんに像の頭が割れて、そこから金の固まりが出てきたのです。
 男はそれをひろい上げて、こうさけびました。
「神さま、あんたはへそまがりだな。それに、がんこだな。だって、わたしがあんたをあがめたてまつっていたときは、ちっとも助けてくれないで、なぐりつけたとたん、こんなごほうびをくれるんだから」

 このお話しは、いじわるな人をだいじに扱っても、何一つえられないから、そんな人にはキツイ態度をとった方が、かえって利益が引き出せるということをおしえています。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → メーデー
きょうの誕生花 → みつばつつじ
きょうの誕生日 → 1975年 本上まなみ (俳優)

きょうの新作昔話 → 田植え名人
きょうの日本昔話 → 花咲じいさん
きょうの世界昔話 → ピーター・パン
きょうの日本民話 → おネズミがお死んでる
きょうのイソップ童話 → 像をこわした男
きょうの江戸小話 → なむあみだぶつ

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